学生の頃、検便が嫌いだった。


僕は便秘症だったからだ。

一緒に登校する友達は、朝から快便。

よくも毎朝行く前にできるなぁ~なんて思っていたけど、検便の日はとても羨ましかった。


今は前日に採っても大丈夫な容器になっているらいしが、僕の当時はいわゆる・・・・カメラのフイルムケースのようなものに、ブツを入れる。

むろん、臭いも一緒にトッピングされる。

普通は検便容器を持って帰って、持って行くまでの一週間のうち、ほとんどが前半の3日間くらいで学校に提出することになる。

まだこの時はましな方で、他に持ってきたブツが何個もあり目立たない。(臭いも)

しかし、僕と同じように出にくい人は、必然的に後半に持って行くことになる。

すると、クラスで10個以下程度になり、目立ってしまう。

しかも、期限の一週間過ぎても出ない場合は最悪だ。

一人で保健室に・・・・何てこともありうる。


いかにどう、スピーディに検便を出すか!

この問題に直面した時、ある提案が浮かんだ。


「人間・いつでもスイッチ」


これはオヘソのようにお腹の横に付いていて、ここを押すと、便が好きな時に出てくるというものだ。

便秘の人はもちろんの事、健康が気になる人は宿便がなくなり健康になるという便利なものだ。

一つ問題は、間違えて押してしまったり、自分でなく人に押された場合も出てしまうと言う事。

これをクリアーすれば、赤ちゃんや老人介護も楽になるかもしれない。

なんて素敵な偉大な発明なんだ!!


これさえ発明されれば、検便なんてもう悩みじゃない。

怖いものなしだ。

「人間・いつでもスイッチ」

製造者の僕の名前が、未来永久に受け継がれるのは間違いないだろう。


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