小さい時から、「優しいね」って言われてきた。
人がそう言うのだから、きっと私は「優しい」人間なんだろうと思ってきた。
人が困っている時に、自然と手助けする。
もちろん、人の嫌がることなんてしない。言わない。
学校では頭は良くなくても、聞き分けのいい優等生。
でも気が付くと、何もない自分に気が付く。
「優しさ」っていったい何?
時には
悪と戦うような激しい衝動も必要だ
テレビのまねをして
悪態をついてみる
自分の思いを口に出して言ってみる。
「優しい」自分で塗り固めていたモノを、一つずつ剥がして、本当の自分になって
残った裸のワタシを
愛シテクダサイ
もう、みの虫だったワタシからは さよならしたい