私は私。
他の誰でもない。
私は私。
私は虫。
人に嫌われる虫。
でも、やっぱり私は私。
私はマヨコ。
友達は、「迷い虫のマヨコ」なんて言うけれど。
マヨコは私、私はマヨコ。
今日、素敵なものを見ました。
何かしらと思った瞬間に、やってきて、そして私をアノ大空まで。
そこで見た景色は、今までと全然違うもので、私を感動させた。
どこまでも続く、アオ。
着いたところは鳥の巣。
大きな口が私を待ち構えていた。
到着する瞬間に、思い切ってジャンプした。
もっと、迷わず筋力つけとくんだった。
私が私でなくなる瞬間、そう思った。